買う?!「フロンクス」の時と比べてお客さんの数が激減?!💦 先行展示会でスズキ初のEV「eビターラ」の実物を見てきた!見積りも。

どーも、momotaro🍑でございます。

スズキ初のEVである「e VITARA(ビターラ)」の先行展示会がありましたので、実物を拝見してきました。

スズキのコンパクトSUV「FRONX(フロンクス)」の先行展示会のときも同じように、初日の午前中に行ったのですが、それと比較すると来店される方はかなり少ない印象でした。
午後からどうなったかはわかりませんが💦

ということで、まずは正式発表された「e VITARA」の内容についてざっくりまとめておきたいと思います。

新型「e ビターラ」の主な特長

0.発売日

2026年1月16日

1.BEVの先進感とSUVの力強さを併せ持つデザイン

エクステリア

  • 「ハイテク&アドベンチャー」をテーマに、エクステリアは多角形や多面体構造を採用し、BEVの先進感とSUVの力強さを併せ持つ、冒険心を刺激する力強いデザインとしました。
  • 押し出し感の強いフロントマスクや、BEVならではのロングホイールベースに、四隅に踏ん張る大径タイヤやサイドスラッシュガードなどで力強い走破性を表現しました。
  • フロントのLEDデイタイムランニングランプ(LEDポジションランプ)やリヤのLEDコンビネーションランプに3ポイントが特徴的なシグネチャーランプを採用することで、先進感を演出しました。
  • 18インチガーニッシュ付アルミホイールは、空力と軽量化を両立させた樹脂製ガーニッシュを採用し、アルミだけでは表現できない細部まで作り込んだデザインとしました。

インテリア

  • 最新デバイスの搭載や、SUVらしいタフな造形と機能的な装備を持たせると同時に、ブラックとブラウンを基調とすることで、上質さを表現しています。
  • メーターとセンターのディスプレイを同一平面上に配置した「インテグレーテッドディスプレイシステム」を採用し、優れた操作性と繋ぎ目のない1枚ガラスの高い質感によって、BEVならではの先進感を演出しました。
  • フローティングさせたセンターコンソールや、フロントドアとセンターコンソールミドルトレイにアンビエントライトを採用し、ハイテク表現を施しました。
  • インパネやフロントドアトリムにはブラウンのソフトパッドを採用し、エアコンルーバーの周辺には、ダークシルバーガーニッシュやピアノブラック調の加飾を施すことで、タフでありながら洗練されたイメージを演出しました。

2.BEVらしいキビキビとしたシャープな走りを実現するBEVパワートレイン

  • モーター、インバーター、トランスアクスルを一体型にした「eAxle」は、構成部品を一体にすることで、エネルギー効率を高めると同時にコンパクトな設計を実現しました。
  • アクセルペダルの操作のみで加減速をコントロールできる「イージードライブペダル」に加え、「NORMAL」「ECO」「SPORT」の3つのドライブモードを設定しました。
  • 安全性が高く、バッテリー寿命も長いリン酸鉄リチウムイオンバッテリーを採用しました。

3.悪路での走破性のみならず、よりパワフルな走りを実現する電動4WD「ALLGRIP-e」

  • 前後に独立した2つのeAxleを配置した電動4WDの「ALLGRIP-e」を採用しました。
  • 「オートモード」と「トレイルモード」の2つのモードが設定でき、「オートモード」は、路面状況に応じて各制御を最適化し、優れた操縦安定性と悪路走破性を実現します。前後駆動力配分を緻密に制御することでタイヤのグリップを最大限活かし、様々な道での安定した走行(走る、曲がる、止まる)を実現しました。
  • 「トレイルモード」では、タイヤが浮くような路面でも空転したタイヤにブレーキをかけ、反対側のタイヤに駆動力配分(LSD機能)することで、悪路からスムーズに脱出できます。

4.BEV専用プラットフォーム「HEARTECT-e」

  • プラットフォームには、BEV専用に新しく開発した「HARTECT-e」を採用することで、軽量な構造、高電圧保護、ショートオーバーハングによる広い室内スペースを実現しました。
  • 高ハイテン材の使用率を従来のプラットフォームより上げることで重量低減を図りました。また、メインフロア下メンバーを廃止することで、バッテリー容量を最大化させました。
  • 最小回転半径は、ロングホイールベース、タイヤの大径タイヤを採用しながらも、タイヤの切れ角を大きくすることで、5.2mを実現しています

5.その他の商品特長

  • 10.1インチのセンターディスプレイと10.25インチのメーターディスプレイを統合させ、直感的にもわかりやすく、操作性に優れたユーザーインターフェイスのインテグレーテッドディスプレイシステムを採用しました。
  • BEVのある暮らしをもっと快適・便利にするために、「タイマー充電」や「バッテリーウォーマー」などの機能を追加したスズキコネクト※3を採用しました。
  • 衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」など、先進の予防安全機能を採用しました。

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)

機種名駆動動力用主電池
総電力量
一充電走行距離
WLTCモード走行
(km)
交流電力量消費率
WLTCモード走行
(Wh/km)
エコカー減税
(重量税)
価格(円)
X2WD49kWh433124免税3,993,000
Z2WD61kWh520131免税4,488,000
Z4WD61kWh472144免税4,928,000

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」

新型「e ビターラ」は、令和6年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象で、補助交付金額全機種870,000円です。

ディーラーさん配布の参考見積

カラー: ランドブリーズグリーンパールメタリックブラック2トーンルーフ

Xグレード(2WD)

Zグレード(2WD)

Zグレード(4WD)

ということで、ざっくり

「ベーシックグレード X 2WD」 450万円
「上位グレード Z 2WD」 500万円
「上位グレード Z 4WD」 550万円

個人的には、「フロアマット(35,200円)」以外は不要なので、それにすると、

「ベーシックグレード X 2WD」 420万円
「上位グレード Z 2WD」 470万円
「上位グレード Z 4WD」 520万円

さらに補助交付金額870,000円が、仮に満額受けられるとすると
ざっくり、

「ベーシックグレード X 2WD」 330万円
「上位グレード Z 2WD」 380万円
「上位グレード Z 4WD」 430万円

こんな感じになりました😊

「Z 2WD」グレード エクステリア・インテリアを拝見しての感想

エクステリア

カラー:アークティックホワイトパールブラック2トーンルーフ

かっこ良い、かっこ悪いは好みの問題ですが、個人的はかっこ良いと思いました。
ただ、画像や映像で見るより実物は丸みが強く感じられました。
ボディーカラーがホワイトだったからもしれませんが、どちらかと言えば実物より画像、映像の方が好みです(笑)
現在乗っているヤリスクロスよりもやや大きい寸法ですが、それ以上に何か大きさを感じました。
窓までの高さが大きいのも影響している気がします。

インテリア

車両価格からすると当たり前かもしれませんが、フロントパネルやドアまわりなどの質感は高い方だと思います。
もう少し言うなら、高いというよりは高く見せるようにうまく作られているという感じです。😅
また、シートのデザインも凝っていて格好良いし、座り心地も良かったです。
先進・安全・快適装備も充実しています👌
電源を入れられなかったので、ディスプレイの映像は見られなかったのですが、メーターとナビを一体化したディスプレイはワクワク感があります。
ただ、シフトまわりに余白が多く、そこが全てピアノブラックになっているのでもう少しなんとかしてほしかったです。

後席ですが、足元の膝前スペースは、SUVとしては広い印象です。
頭上空間もそこそこありました。
ただ、床からシートまでの高さが小さいので、私の短い足でも膝の裏側にけっこう隙間が出来ます。
また、後席にもリクライニング機構があるんですが、最大でもあまり寝ず、立てる方向に段階があるので、正直必要ないかもしれません。

購入を検討してみる

まず、私の使い方では4WDは必要ないので、

「グレードX 2WD」 or 「グレードZ 2WD」 ?

という選択肢になります。

面白いのは、「X」と「Z」での外観の違いは全くないということです。(但し、ガラスルーフの有無があるので上から見るとわかります)
ですので、走っている所を見ても全くグレードの違いはわかりません。

一方、インテリアの装備についてはそれなりに違いがあります。

Z 2WDX 2WD
ガラスルーフありなし
シート表皮合皮&ファブリックファブリック
運転席10WAYパワーシートありなし
トレイルモード
ヒルディセントコントロール
ありなし
ナノイー搭載エアコンありなし
スピーカーInfinity 8スピーカー4スピーカー

「Z」の装備はなくてもいいっちゃぁいいんですが、魅力的といえば魅力的です。

と、内装外装についてはこれぐらいの差ですが、EVとして大きな違いがあります。

「メーカ希望価格」の項目でも書きましたが、「一充電走行距離WLTCモード走行(km)」の違いです。

Z 2WDX 2WD
一充電走行距離WLTCモード走行(km)520433

約90kmの違いがありますね。

季節による変動も考えて、実質WLTCの7~8割ぐらいが実際の走行距離と考えるとざっくり「Z」で400km、「X」で330km ぐらいが個人的なイメージです

私の場合、日帰り往復で330kmは全然あり得る距離なので、そうなると「X」ではやや不安があります💦
まあ、実際乗ってみないとわかりませんけどね。

となると、選択肢はまず「Z 2WD」ということになります。

さて、

補助交付金870,000円が満額受け取れて、約380万円です。
装備としては現在乗っている「ヤリスクロスHEV Z」と比較すると若干良くはなるものの、それほど大きな差はありません。
また、充電設備をお家につけるための費用が別途20~30万円かかるらしいです💦

そうなると400万円コースですね。

「日常生活でEVに乗ってみたい!」という興味がなければ、間違いなくハイブリッド車を買うんでしょうけどね😆

デメリットとして、
・現状、契約の段階では必ずしも補助交付金が支払われるかわからない
・納車後一定期間(3~4年)保有しなければならない
・メーカー保証期間が終了した場合、修理費用が高そう(部品がユニット)
・リセールバリューが低そう
が思いつきます。

それを考えると、個人的には購入は厳しいですね~😅

以上


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