ホンダ 新型FIT(フィット)RS 2023 ガソリンエンジンモデルがついに発売開始! e:HEVモデルとの違いについてまとめてみた!

どーも、momotaro🍑でございます。

今年(2022年)10月6日にマイナーチェンジが正式発表されました新型フィットですが、「BASIC」「HOME」「CROSSTAR」「LUXE」 新設定「RS」というタイプにそれぞれ、ハイブリッドモデル(e:HEV)とガソリンモデルがラインナップされています。

その中でRS(ROAD SALING)タイプのガソリン車モデルのみ発売が遅れておりましたが、この度発売が開始され、詳しい情報がホンダのウェブサイトに掲載されましたので、それを確認しながら「e:HEV RS」モデルとの違いを確認していきたいと思います。

なお、過去にブログ、動画にてフィットのマイナーチェンジ及び「RS タイプ」について私なりにお伝えしております。よろしければご覧ください。



それでは、「FIT RS」ガソリンモデルとe:HEVハイブリッドモデルの違いについて見ていきましょう!

エクステリアの違い

フロント

ホンダの「H」エンブレムが「e:HEV」のハイブリッドカラーの青枠有りになっています。

左 ガソリン車 右 e:HEV

サイド

特に違いは見られない。

上 ガソリン車 下 e:HEV

リア

「RS」エンブレムの下に「e:HEV」エンブレムがあるか、そしてフロント同様、「H」エンブレムが「e:HEV」のハイブリッドカラーの青枠有りかの違いになっています。

左 ガソリン車 右 e:HEV

主要諸元の違い

マイナーチェンジ後、ガソリンモデルは全タイプ、新たに1.5L DOHC i-VTECエンジンを採用、e:HEVモデルはモーターとエンジンの最高出力を向上。

数字上の燃費の差は結構大きいですね!

価格の違い

ガソリン車 1,959,100税込
e:HEV   2,346,300円(税込) (エコカー減税あり)

その差額は、387,200円(税込)になります。

インテリアの違い

たぶんほとんど変わっていないようです(ガソリンモデルにメーターパネルの上部にタコメーターがあるのと、シフトノブの横にECONボタンらしき緑色が見えるのがなんとか確認できました💦)

主要装備の違い

主要装備表の中で「RS」タイプのみを抜粋してみました。
赤枠がe:HEVにあるがガソリン車にない装備青枠がガソリン車にあってe:HEVにない装備
になります。


このままでは見にくいので、違いのある項目についてそれぞれ見ていきたいと思います。

1.アイドリングストップシステムの有無

ガソリン車ではマイナーチェンジ前まで標準装備であった「アイドリングストップシステム」が廃止(主要装備表の黒丸が無くなっています)となっています。
これは「RS」にかかわらず、その他のタイプのガソリン車でも同様です。

今後不要と考えたのかコストカットなのかわかりませんが、個人的にはアイドリングストップしない派ですので特に不満はありません😅

2.車両接近通報装置の有無(当たり前ですが💦)

「車両接近通報装置」とは、約25km/h 以下で走行しているときに、歩行者に車両の接近を知らせるため、走行音を発生させるシステムですが、これはハイブリッドでモーター駆動で走行しているときにエンジン音がしないための対策なので、ガソリン車についていなのは当たり前だのクリケット!です(笑)

3.ダブルホーンの有無

ホーンが、e:HEVモデルは「ダブルホーン」でしたが、ガソリン車は「シングルホーン」になります。
なお、ダブルホーンが標準装備されているのは「e:HEV RS」と「e:HEV LUXE」のみとなっています。
特別感はありますよね!

画像はユーロホーン(ダブルホーンではない)

4.エコアシストの違い

エコアシストは、使い続けるうちに自然と燃費のいい運転が身につくようになる支援機能の総称だそうです。エアコンを省エネ運転に切り換えるECON、モードメーターやディプレイの表示を参考に運転すると燃費が良くなるコーチング機能、自分の運転を振り返ることで燃費向上に結びつけるティーチング機能、これらの要素で構成されるのがエコアシストだそうです。

RSにはコーチング機能のみが、e:HEVにはティーチング機能(コーチング機能含む)が装備されています。
なんか過ごそうな感じですが💦、
コーチング機能はメーターのところにあって、燃費の良い運転をしていると白からグリーンに色が変わるアンビエントメーターが搭載されているということのようです。


一方、ティーチング機能は走行終了時にエコ運転度を採点し、リーフ(葉っぱ)の数で評価までしてくれる機能だそうです。

私が以前所有していたフィット2ハイブリッドにも採点機能がありました!

5.ドライブモードスイッチ(NORMAL、SPORT、ECON)の有無

e:HEVの目玉の1つであったドライブモードスイッチは、残念ながらガソリン車に装備されないようです。

6.タコメーターの有無

こちらe:HEVには無く、ガソリン車にしかついてない装備になりますが、メーターパネルの上のところにタコメーターが装備されています。ただしRSタイプだけではなくその他のタイプのガソリンモデルに共通です。

7.エアコン用フル電動コンプレッサーの有無(当たり前ですが💦)

マイナーチェンジ前からガソリン車にはついてない装備です。

8.USBチャージャー(TYPEーC / 2個付き)の有無

これはたぶんセンターコンソールの後ろ側についてるUSBチャージャーのことだと思いますが、e:HEVには装備されていたUSBチャージャーは、ガソリン車には装備されておりません。こちらはタイプ共通でガソリンモデルには装備されていません。

9.シートバックスマートフォンポケットの有無

前席後ろ側の上部ポケットは、e:HEVモデルのみ装備でガソリン車には装備されていません。
これも基本タイプ共通でe:HEVのみの装備ですが、ガソリン車のLUXEにはついているようです。

10.ラゲッジルームランプの有無

e:HEVに装備されていたラゲッジルームランプがガソリン車では装備されていません。
こちらも基本タイプ共通で、基本はe:HEVの標準装備となっています。

11.e:HEVエンブレムの有無(当たり前ですが💦)

言うまでもありません(笑)

12.フロントワイパーの機能の違い

フロントワイパーは、e:HEVには「車速連動間欠/バリアブル間欠式(右の図がレバー)」、ガソリン車には「間欠式」となります。
こちらも、基本タイプ共通でRS以外も同じです。
マイナーチェンジ前からこうなっていたと思います。


14.電動サーボブレーキシステム(当たり前ですが💦)

言うまでもありません(笑)

15.VGR(可変ステアリングギアレシオ)の有無

e:HEVにはついていたVGR(可変ステアリングギアレシオ)が、ガソリン車には装備されていないようです。

VGRとは「可変ギヤレシオ」のことで、は舵角ごとにラックストロークを変化させてステアリングギヤレシオを可変させる。

 小舵角ではゆっくり動いて、大舵角ではクイックになっていく特性だ。駐車場や狭い路地、ランナバウトでは取り回しでは、このVGRで楽になる。またワインディング等の低中速コーナーでは気持ちのよいゆとりのある操舵フィールが得られる。

https://car.motor-fan.jp/article/10012854?page=2
https://car.motor-fan.jp/article/photo/10013906/4153627202003101756440000001

ちなみに、e:HEVの「CROSSTAR」「LUXE」には装備されています。

16.RS専用サスペンションの違い

e:HEV同様ガソリンモデルにもRS専用サスペンションが装備されるようですが、内容が少し異なります。

上手の赤下線のところ、「リニアスタビブッシュ(フロント)」「強化スタビライザー(フロント)」、「e:HEV RS専用タイヤ」については、ガソリンモデルでは装備されないようです。

e:HEV RS 専用タイヤ YOKOHAMA BlueEarth GT (185/55R16 83V)

17.減速セレクターの有無

e:HEVにはアクセルオフ時の減速感を4段階に調節し楽しむことができる「減速セレクター」がついておりました。
それの代わりとして、ガソリン車にパドルシフトがつかないかと期待していたのですが、装備されていないようです。

ということで、新型フィット 「RS」の「e:HEV」モデルと「ガソリン」モデルの違いを見てまいりました。

今回発売されたガソリンモデル、個人的にカタログ上では、走行性能は思ったよりRSらしさはなかったかなあと思いました。
パドルシフトとスポーツモードは欲しかったです。

差額が40万円近いので、その他の装備のコストカットも致し方ないとは思いました。
カタログだけで見るとガソリンモデルは「RS風」という印象を個人的には受けましたが、それはそれでホンダセンシングも充実、電動パーキングブレーキ、オートブレーキホールド、渋滞追従つきACCがついて、あのエクステリアとインテリアで200万円を切ってますから、どこに価値観を持つかだと思います。

あとは実際に乗ってみてたらどうな風に感じるのかも気になります!
マイナーチェンジ後のガソリンモデルに乗っていないので、あくまでカタログ上の印象ですから。

ぜひ、試乗してみたいです!

以上

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