最終的に「ホンダ ヴェゼル」ではなく「トヨタ ヤリスクロス」を私が選んだ理由。2車種を詳細に比較してみた。

快適装備 1

続いて装備関係ですが、赤い文字はオプションで私が追加したもの、緑の文字は、それぞれの特色のある装備です。
また、項目が多いので「装備関係1」と「装備関係2」に分けて見ていきたいと思います。
「装備関係1」に関して、
ヤリスクロスでは、「カラーヘッドアップディスプレイ」がオプションで追加できるというところが私の価値観では高いです。
一方、ヴェゼルは「減速セレクター」というパドルシフトのようなものが装備されているところに惹かれます。
全体としてヴェゼルの方が緑の文字も多いですし、ヤリスクロスにパドルシフトがついていないのはかなり残念です。

ヤリスクロス カラーヘッドアップディスプレイ
ヴェゼル 減速セレクター

以上の結果、快適装備1についての私の判断は、

ヴェゼル > ヤリスクロス


快適装備 2

続いて、装備関係2です。
注目点としては、まずヤリスクロスには、「運転席パワーシート」が装備されています。高級感のあるものではなく、動作音もまあまあ大きいのですが💦、このクラスでついているのは凄いと思います。
また、ヤリスクロスのもう一つの特長としては、「8インチコネクトナビ」が標準装備であるというところでしょう。さらにコネクトサービスの無料期間が5年というところも大きい。

一方、ヴェゼルの特長としては、オートエアコンが「左右独立温度コントロール式」というところと、「静電タッチ式LEDルームランプ」がとてもおしゃれです。

ヤリスクロス 運転席6wayパワーシート
ヤリスクロス 8インチコネクトナビ
ヴェゼル 左右独立温度コントロール式オートエアコン
ヴェゼル 静電タッチ式LEDルームランプ

以上の結果、快適装備2についての私の判断は、

ヤリスクロス > ヴェゼル


先進・安全装備

先進・安全装備です。
まず1つ大きな違いとして、使われているセンサーがヤリスクロスは、「ミリ波レーダー+単眼カメラ+ソナーセンサー」に対し「ヴェゼル」は「単眼カメラ+ソナーセンサー」のみとなっているところです。個人的には、カメラだけですと画像処理に頼りきってしまうので、ミリ波レーダーもあった方が良いと思っています。

安全支援システムの大きな括りとしては、ヤリスクロスが「Toyota Safety Sense」、ヴェゼルが「Honda SENSING」になり基本的機能は同じですが、ヤリスクロスにはヴェゼルには備わっていないいくつかの特長があります。

まずひとつに衝突予防安全システムとして「交差点での検知」に対応していること、これは「Honda SENSING」では次世代の「Honda SENSING360」からの導入ということでヴェゼルでは対応していません。
他にも「信号切り替わり時の出遅れ」、レーダークルーズコントロール(ホンダではアダプティブクルーズコントロール)の際の「車線変更時の補助」、「先々行車検知」「カーブ速度抑制」機能もヤリスクロスには備わっています。
さらには、「プロアクティブドライビングアシスト(PDA)」という機能があり、レーダークルーズコントロールやレーントレーシングアシスト機能を使っていない通常の運転時でも「歩行者の横断」「飛び出してくるかもしれない」など、運転の状況に応じたリスクの先読みを行うことで、安全運転をサポートしてくれます。
また、ヤリスクロスはパノラミックビューモニターも画素数は30万画素ですが、標準装備になっています。

一方、ヴェゼルには「アクティブコーナリングライト」が標準装備されています。

ヤリスクロス 交差点検知
ヤリスクロス ドライバー異常時対応システム
ヤリスクロス PDA
ヴェゼル アクティブコーナリングライト

以上の結果、先進・安全装備についての私の判断は、

ヤリスクロス > ヴェゼル



3ページ目に続く…

コメント